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生演奏

昨夜は友人に誘われてコンサートにゆきました。
旧称広島厚生年金会館でおこのなわれたこの演奏会では
あのエリアフ・インバル指揮、ベルリン・コンツェルトハウスO.
アリス=紗良・オットという若いピアニストという面々でおこなわれました。

最初の曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番で、
あの第2楽章のアンダンテでは優しいピアノタッチが
夢見るような気持ちにさせてくれました。
いいピアニストですね!!!

そして2曲目がマーラーの交響曲第5番です。
チェロが8本、ハープなどが加わり、演奏者は一気に倍以上に増えました。
まず冒頭でトランペットが荘厳に葬送行進曲の幕開けを告げると
やがて耳を聾するばかりの音が会場いっぱいに響き渡りました。
これには思わず手を握りしめました。
よくよく考えてみると普段家で聴く場合このような大音量で聴ことはありません。
そんな事すれば、腰の悪い家内が我を忘れて階下から飛び込んでき
「あんた、何考えてるの!!!」と怒鳴られることは必定です。
こうして誰はばかること無く大きな音で聴けるというのは
なかなか得難いことなんだなぁ~、これが演奏会の醍醐味なんだなと
一人で勝手に納得しながら音の流れに身を委ねていました。

そして何楽章でしたか、8本のチェロだけが朗々と歌い上げ
次の奏者につないでゆく所がありました。
普段ぼぉっと聴いている私はあれ!こんなパートがあったっけと驚き且つ感動しました。
実は昔、これに似た経験がありました。
ベートーヴェンの「英雄」の演奏会でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと橋渡しをしてゆくのです。
モノラルのレコードではわかりにくいなと思った記憶があります。
演奏会場に足を運ぶ意義の一つがここにもあるかもしれません。
いくら豪華なステレオ装置といえども生の音には到底かないません。
久しぶりに心地よい素晴らしい体験をさせていただきました。
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ディーヴァ(歌姫)

たまには音楽の話をさせてください。
私はドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」のアリア、「白銀の月」が幻想的で大好きです。
そこでこの度ツタヤディスカスでルネ・フレミングのアルバムを借りて聴いております。

このオペラでは、森の水の精ルサルカはある日人間の王子に恋をします。
そこで魔法使いに、彼に会いたさに人間の姿に変えてもらいます。
でも、喋ることがゆるされません、それを違えると水底に沈んでしまうのです。
で、第1幕、別れたあとも彼のことが忘れられない彼女は、
「愛しい人はどこ? 私はここで待っております」と切々と歌うのが
この「白銀の月」のアリアなのです。

ユーチューブで音は余り芳しくありませんがどうか一度お聴きになってください。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0ZWy5vQbNI

何色と言っていいのかわかりませんが複雑で神秘的な目の色した彼女を以前から注目しておりました。
そしてソプラノ歌手にありがちなキンキンと響くような歌い方はではなく、
彼女の場合、強弱の幅をもたせ、やさしくうつくしい歌声い方なので大変好んでおります。

所で、私は人の声は人類最初の楽器・音楽だと思っております。
生まれた時に、オギャーと発する元気な歌声、何ものにもかえがたいもの。
そしてその歌声は手に持って歩かなくともいつでもそばにあります。
とても手軽で、尚且つ大変貴重なものではないでしょうか?

その彼女は2000人を超す大ホールでマイク無しでオーケストラをバックに歌うのです。
想像してみて下さい、あたながこんな広い劇場でマイク無しで歌う姿を!
いかに体力のいることか、さらに人間ですから体調の不具合もあるでしょう。
でも仕事ですから普段と変わらないように歌わなければなりません。
それがプロ、いやディーヴァ(歌姫)なのです。

彼女はアメリカ生まれで59歳だそうです。
でもあのプラシド・ドミンゴは70過ぎても舞台にあがったそうです、
彼女もいつまでも頑張って欲しいな~と願っております。

大雨があけて

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昨夜の大雨洪水警報の明けた昼、JBQ(ジジ・ババ・カルテット)は
果敢にも広島駅前でランチしました。
蔦屋家電の裏側にある京都発のステーキ屋さんで四人は定食を完全快食。
食後のコーシーはゆったりとしたスペースのある入り口の茶店で、
例によって支離滅裂の話で盛り上がりながら元気を確認しあいました。

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(ちなみに猿猴とは河童のことだそうです。昔この界隈に屁の河童さんが出没したのでしょう!??)

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( 右上にあるビルが広島で有名なあのうなぎの柳橋こだにです!!!)

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散会後私は市内の橋が撮りたくて、猿猴川に架かる猿猴橋と荒神橋、
それに京橋川に架かる柳橋を撮りにゆきました、歩いて・・・
3時頃にはお日さんも顔を出しはじめ蒸し暑いのなんの!
しかも昨夜来の大雨で川のどっぷりと土色、
これも修行だと思って必死になってシャッターをきりました。
おかげで帰りの電車の中では爆睡でありました(o^。^o)

ギーゼキング

午前中雨が降っていたのでまた例によってレコードのデジタル化をいました。
レコードはギーゼキングによるメンデルスゾーンの無言歌集です。
レコード番号がAB8063とありますから相当古いです。60年代前後でしょうか。

実はこのレコードはプレイヤーのターンテーブルの上に何ヶ月もほったらかしにしていたため、
ホコリとタバコのヤニで汚れ放題になっていたのです。
いざかけてみると案の定、外の雨に負けないくらいのノイズ、
しかも、へばりついたゴミで途中で同じ箇所を何度も繰り返し先に進んでくれません。
そこで先に買ったクリーナーでゴシゴシやっても効果なし、家内の歯ブラシでもダメ。
思い余ったあげく、テーブルの脇にあった「くまモン」のウェットティッシュでやると、
ノイズもほとんどなくなり見事にトレースしてくれました。
100円ショップで買ったものですが、くまモン様々であります。
でも、結局この1枚で午前中いっぱいかかりました。

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そして今、録音したレコードを聴いておりますが、いいですね~メンデルスゾーン!!!
「春の歌」「ヴェニスのゴンドラの歌」「紡ぎ歌」やさしくてきれいな曲がいっぱいです。
とかく甘くなりそうな曲集ですがギーゼキングの芯のある美音がしっかり抑えているかのようです。
彼の演奏をきれいなステレオ録音であったらといつものように無い物ねだりしております。

生の音

今日はまさこちゃんからユンディ・リーのピアノ・コンサートの券をいただいので聴きにゆきました。
会場にはご主人もお見えになっておりました。

ユンディ・リーは中国・重慶出身のピアニストで
ショパン・コンクールの優勝者でもあります。
今日は4つのバラード曲と24曲の前奏曲が演奏されました。
彼の演奏は音のつぶがそろって、とてもきれいです。
両方の指が鍵盤上を華やかに舞い、階段をするすると登ったかと思うと
シュルルを駆け下り、そのテクニックはすごいものがります。

今回はじめて知ったことは、「24の前奏曲」というのはこれ全体が一つの作品なんですね。
CDですと、1曲1曲が細切れに演奏され前後のつながりがはっきりしませんが、
彼の演奏を聴いていると何曲がつなげるよう演奏されるとちょっと間をおき、
次の曲に入ってくといったふうでした。
最後の24番目の曲前で一呼吸した後、一気に思いのたけをうたい上げているようでした。
最後、低音でダン、ダンを打たれる、これがとても感動的でした。

帰り道思ったことは、やはり生の音は素晴らしい。
何百万、何千万のお金をかけたステレオでも生の音にはかなわない。
また、ポピュラーやロックなどのように電気を通した演奏会よりも、
昔のジャズやクラシックのように電気を使わない音楽のほうが、純生の方が
人間臭さがモロに出て、ナチュラルでいいな~と思いました。
でも、今日のコンサートでは空席が目立ったのが少し残念でした。
プロフィール

Hocco21

Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
さあて、お立会い!

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