ふるさとの月

今日は旧暦8月15日、中秋の名月です。
月の出は17時11分、ということで地御前港で満月を撮ってみました。
でも、月齢は13.9で、本当の真円ではないようです。
もっとも満月に近いのはこの6日だそうです。

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「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」
という作者不明の古歌があります。
この歌では月が8つも出てきます。
で、昔から8月の歌、つまり中秋の名月を詠ったとされています。
このように一つの言葉を重ねて使う方を畳語法と言うそうです。

そのもっと古い例として古事記に、
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
という日本の最古の歌があります。

そして新しい例としては、歌ではありませんが、
2017年9月18日、甲子園球場にて緒方監督が優勝インタビューで、
およそ5分30秒間に「ほんとうに」という言葉を35回も使っています。
ほんとうに心からうれしかったのでしょうね!!!

ほんとうに故郷の月は美しい ほんとうだよね ああほんとうだ(⌒-⌒;)
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世界の人々とともに

あるサイトで被爆者を悼む旨の投稿があり、
それに関連して以下のような長文を投稿いたしました。

生まれてこの方70年、広島にすみ、肉親を原爆でなくしたものとして申し上げます。
昔、他の都市で話をした折、「なんで被爆者だけが特別扱いされるのか?」と
いった趣旨の話をされました。その時私は確かこう申し上げました。
「銃弾にあたって亡くなられた方、焼夷弾で亡くなられた方、そして被爆して亡くなられた方、
人ひとりの命は寸毫も違わず等しい、尊いものです。
しかしながら、原子爆弾という大量破壊兵器というのは一瞬にして何十万の人々の命を奪い、
なおかつその後もずっと放射能という恐怖とたたかってゆかねばならない。
その兵器が今も重量化し、世界各国に配備されている。」と。

私ごとで恐縮ですが、私の祖父は原爆によって片目が飛び出しましたがなんとか避難したようです。
また庭を掃除していた祖母は爆風にあい、現在に至るまで消息がわかりません。
そして、私の母とその妹夫婦は両親を探し求めて翌日広島市内に入所しまし。
己斐駅(現在の西広島駅)に降り立つと焼けて何も無くなり、宇品港までが見えたそうです

祖父が広島市北部の小学校に収容されていることを知り、徒歩で探し当て、
山口県の農家まで担いで帰ったそうです。
生死のさまよった祖父は奇跡的に助かり、95歳の天寿を全うしました。
私の父は除隊後、しばらくして帰広してきました。
私の両親は鬼籍に入っていますが、その当時の様子をほとんど話してくれませんでした。
父も軍隊の事は一言も話してはくれませんでした。
今申し上げた事情は母が死ぬ少し前に書いた手記を発見してわかったことであります。
しかしながら、母の手記には「原爆」という文言は一つもありませんでした。
いかに彼女がその言葉を忌み嫌ったことか。

多くの世界の為政者は自分の国のことだけを、自国の利益のみを考え、
他国を人々の事は全く頭に無いようです。
あまつさえ他国、隣国を非難し、それを口実に軍備力を増強しようとする国さえあるようです。

日本の人々の中には確かに好戦的な方もおられます、しかし全ての人々がそうではありません。
それは世界の国々でも同様のことがいえるのではないでしょうか。
私はそうした平和的な世界の人々とのつながり、話し合いをもっともっと深め、理解しあい、
交流を拡散してゆくこと、国境を越え民間レベルで平和の道を模索する。
こうしたことが最終的には一番良いことだと思っております。

世界中の為政者をあてにしては、
いつまでたっても核を持った国がのさばる構図はなくならないと想います。
大変長い道のりかもしれませんがこの動きが
やがて為政者をも動こかすのではと願っている次第であります。


スレ主様の強い想いにほだされて、ついつい長話になってしまいました。
大変失礼しました。

食って、寝て、起きそして食べる

森敦(1912-1989)の『月山』は1974年に第70回芥川賞を受賞した作品で、
森は62歳、黒田夏子が75歳で受賞するまでは最年長記録だったそうです。
この度文春文庫で新装版が出たので手にとってみました。
そして驚愕で身が震えるほど感動しました。

月山の麓にある古ぼけたお寺に一冬居候することになった「私」。
本を読むでもなく、絵を描くでもない私は、
寺の仕事手伝うでもなく雪深い農家をただぶらりとし、農家の人々の話を聞く。
「私」がやったことといえば、お寺の隙間風を防ぐため
お寺にあった古い古い祈祷帖の和紙で蚊帳をつくっただけ。
あとは寺男のじいさまがつくった大根だけ入った味噌汁とご飯を食べ、
毎日まいにちぼぉ~と過ごしていたのです。
それでもこの小さな農家ではいろいろなことがおきますが
「私」は何をするでもなく、それらをじぃ~と見聞きしているのです。
そして春、友人が来たのでお寺を去ることを決意します。
別れにあたって寺にじいさまは手弁当と手作り割り箸を差し出し、
紐で結んだ眼鏡を外して涙するのでした。

この作品はこれまでの小説とは全く異質ので、
ほとんど起伏のない、雪が深々と積もるような静かな世界を綴っています。
そして今、思うことは、「私」という男は古代の人と同じように、
ただ飯を食って、寝て、起きそして食べる、
他の動物とほぼ変わらないような生活してきたということです。
ひょっとしたら人の一生も煎じ詰めればこれに尽きるのではないか?

ここの農家の人々もごく普通の人間ですかから少しは遊び
(古儀⇒日常的な生活から別の世界に心身を開放してその中に身を浸すこと)を
していますが、彼はそれにも無関心だったのです。
いわんや金持になって美味しものを食べ、何でも手に入れられような人にも、
また偉い人になって人を指図するように人々にも、
「私」は全く関心をしめさなかったのです。
これが仏教で言う無私なのでしょうか?

この小説の文頭に、「未だ生を知らず 焉んぞ死を知らん」
という孔子の言葉が掲げられています。
勿論、どなたにもというわけにはまいりませんがお気にめされたらご一読ください。

「業務連絡」

朝6時半、携帯の目覚まし時計にたたき起こされました。
で、家内の部屋をガラッと開け、サッシを揺るがすようなおおきないびきが聴こえるなか、
「おい!おいおい!」と声をかけよて起こすと
「何、なになに~?」と豚が豆鉄砲をくらったような顔して起きてきました。
「朝のゴミ出しに行ってくるけ~の」
「たのむけ~、黙って行ってくれる」
「ほいじゃが、一応業務連絡じゃ思ぉ~ての」
「そんなもんはいらん、結果報告もいらんけーね」と釘をさされました。
今朝の天気もさわやかで朝の空気がとても気持ちよい。
それにしても梅雨さんどこにしけこんでいるのでしょうね?

富士の白雪

今朝、家内が「久しぶりに富士山が見えるよ!」と寝ている私をおこしてくれました。
ほんと何日ぶりの富士山でしょうか?
雪をしっかりとかぶったその様を見て、ああ~と思わずつぶやきました。
で目を下にやると真下の体育館の脇にある桜も満開です。
更に図書館、善福寺川沿いの桜なども見事な薄紅色にそまっています。
しばらく眺めていると、やはり下の方から黄色いにぎやかな声が聴こえると思ったら、
近くの保育園の園児でしょうか、
淡いブルーの帽子が図書館裏の公園でミツバチの様にはねまわっています。
喜々として、みんな元気です!!!

帰りの新幹線の中で、家内がまた、「富士山が見えるよ!」と私の袖を引っ張ります。
娘のベランダから見るより大きくはっきり見える富士山はやはり白い帽子をかぶっています。
でもよく見ると稜線がところどころ黒い地肌が見えています。
あっ、これは31日アイスクリーム会社の人がそ
この雪を持て帰りアイスクリームにしたに違いないと思いました。
でもみんなが喜んだので富士山もきっと納得しているでしょうね(o^。^o)

阿品駅を降りると外は雨でした。
この一ヶ月のことを思ってか、家内もタクシーの中でも言葉少なでした。
子どもたちに良い春をすごさせてもらいました。
夢の一時は終わり、これから現実の世界にもどります。
でもこれまで通りことしかできませんがそれで良いと思っております。

実は私、今日が誕生日で、古希になります。
そして富士山と同じように頭に白いものがのっています。
でも富士山のように年とともに地肌見えるようになったらどうしましょうと危惧しています!
霊峰のように泰然とはとてもゆきませんが
まあ、のんびり、ゆっくりとやってゆくしかないでしょうね。

さて、最後になり恐縮でございますが、
誕生日お祝いのメッセージをたくさんの方々いただきました。
ほんとうにありがとうございます、 身に余る光栄でございます。
メッセージをいただいた方々にはこれからゆっくりをお礼をさせていただきます。
しばらく時間をくださいませ、ありがとうございました!!!!!!!

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プロフィール

Hocco21

Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
さあて、お立会い!

この度、「カテゴリー」の欄に
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御用とお急ぎの方、
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