笑顔

横山秀夫の「64」上下巻を読み終えました。
正直申し上げて、上巻の1/3ぐらいの所で、
投げ出してしまいました。
こんなにギスギスした世界、ほっと息つく所もない社会、
ああ~、いやだなと思ってしばらく放置していました。

でも、昔県警の記者クラブに詰めていた時代のことが頭をよぎり、
再びゆっくりと読み始めました。
そう、ローギアからセカンド、サードに行った頃でしょうか、
にわかに盛り上がりを感じ始め、
上巻終わり頃にはトップからオーバートップにギヤチェンジしていました。
そして、下巻が欲しくて本屋さんに駆け込んでしまいました。

作家の筆の力なんでしょうね~。
あの市川崑が「おとうと」という映画の銀残しといわれる手法を使ったような、
気持ちの昂ぶりをぐっと抑え、カミソリのような切り口で語っていく。
そしていつしか胸がいっぱいになってくる。
いい作家ですね、これは続巻ありですね(笑)

最後に、私が現役時代にいた記者クラブの雰囲気はもう少しゆるく、
明るかったような記憶があります。
これは私がのう天気だったせいかもしれません(笑)

でも、時が経つにつれ、記者クラブだけでなく会社、いや世の中全体が
何かこちょこちょとせせこましくなり、
杓子定規のような世界になって来たような気がしております。
車のハンドルで言えば、「遊び」の部分が少なくなってきたようなー
これは現役を離れて久しいせいでそう感じているのかもしれません。
人をあざ笑う世界ではなく、友と心の底から笑いあえる職場、
そんな職場が私は好きです。

>S氏
「64」やっと読まれましたか。結構読み応えあったでしょう。
先日、NHKでドラマを放送しましたが、これもなかなか良く出来ていました。
確かに、昔あなたと一緒に仕事をしていた頃は、いろんな面で今とは違ってましたね。

>私
でも、基本的な構図は全く同じですね。でも、そこにいた人びとの気質が違います。
記者発表の最中でも、隣のコーナーでは麻雀したり、花札やったり、
二日酔いで近くのソファーで沈殿したりと、色々な人がいました。
真面目にメモとっているのは我々駆け出しの記者連でした(笑)

>S氏
テレビ局も同じような感じでしたよ。

>私
なるほど~、でも麻雀や花札しながらベテラン記者は発表内容にはそば耳を立てていましたね、さすがです!

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Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
さあて、お立会い!

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