サギ師
古本屋で安野光雅「算私語録」(全3冊)を見つけ枕本としてぱらぱらめくっています。
安野氏は日本のエッシャーとも呼ばれ、
緻密な絵でありながらやさしい絵を描く画家として有名でございます。
また、数学にも造詣が深いことでもよく知られています。
「算私語録」(3456)とありますように、この本は算数のお話でいっぱいです。
問、「定規とコンパスを使って、ある角度を3等分する方法を述べよ」
何故3等分でなければいけないのかはさておいて、2行、3行と読んでいくうち
だんだん眠たくなってきます。
羊が2匹、羊が3匹・・・、角度を2等分、角度を3等分、4等分・・・・・・(とうぶんもういいや)
まさに格好の睡眠薬です(o^。^o)
そんな中、面白い話を見つけました。
詐欺師のお話です。今どきは「オレオレ詐欺」「振込詐欺」等々で何かと話題になっております。
『猟師が遠くから大声で「サーギー」と鷺に声をかける。
鷺はその声に注意するが二度三度繰り返し聞こえてくる呼び声が次第に小さくなるところから、
声の主が次第に遠ざかるものと思い込む。
しかし声の主は段々と声量を落としながら近づいてゆき、鷺の背後に来た時とっさに捕まえる』
(落語家桂枝雀の話を安野氏が要約、それを私がようやくしたもの)
とどのつまり、詐欺師の語源は鷺を捕る猟師からきた言葉だったのではないか
という結論に達しそうです。
でないとすれば、枝の雀さんも鷺さんも立つ瀬がありませんもの。
その安野光雅画伯のものがたり絵本展が昨日までひろしま美術館で開催されていました。
残念ながらこの箇所を読み終えた時にはすでに間に合いませんでした。
さて、件のスズメとかサギの絵はあったのでしょうか?
安野氏は日本のエッシャーとも呼ばれ、
緻密な絵でありながらやさしい絵を描く画家として有名でございます。
また、数学にも造詣が深いことでもよく知られています。
「算私語録」(3456)とありますように、この本は算数のお話でいっぱいです。
問、「定規とコンパスを使って、ある角度を3等分する方法を述べよ」
何故3等分でなければいけないのかはさておいて、2行、3行と読んでいくうち
だんだん眠たくなってきます。
羊が2匹、羊が3匹・・・、角度を2等分、角度を3等分、4等分・・・・・・(とうぶんもういいや)
まさに格好の睡眠薬です(o^。^o)
そんな中、面白い話を見つけました。
詐欺師のお話です。今どきは「オレオレ詐欺」「振込詐欺」等々で何かと話題になっております。
『猟師が遠くから大声で「サーギー」と鷺に声をかける。
鷺はその声に注意するが二度三度繰り返し聞こえてくる呼び声が次第に小さくなるところから、
声の主が次第に遠ざかるものと思い込む。
しかし声の主は段々と声量を落としながら近づいてゆき、鷺の背後に来た時とっさに捕まえる』
(落語家桂枝雀の話を安野氏が要約、それを私がようやくしたもの)
とどのつまり、詐欺師の語源は鷺を捕る猟師からきた言葉だったのではないか
という結論に達しそうです。
でないとすれば、枝の雀さんも鷺さんも立つ瀬がありませんもの。
その安野光雅画伯のものがたり絵本展が昨日までひろしま美術館で開催されていました。
残念ながらこの箇所を読み終えた時にはすでに間に合いませんでした。
さて、件のスズメとかサギの絵はあったのでしょうか?
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