マイ・リボリューション

この2日間、持病のメヌエル病で苦しんでおりました。
飲み食いしたのは皆戻し、まるで宇宙遊泳しているような視点の定まらない日々でした。
空腹感などまるでなく、ただ布団で横になるだけの不甲斐ない日々でありました。

きのうの昼すぐ頃から、次第に視点が定まるようになり、
枕元にあった本を一冊手に取り読みはじめました。
古本屋で買った東野圭吾の「容疑者Xの献身」という評判のいい本です。
初めは片目で読んでいましたが、読むにつれ両目でしっかりと読めるようになり、
最後には一気に読み上げました。

恥ずかしながら、東野圭吾の作品はこれで3冊目なのです。
「聖女の救済」「白夜行」の2冊です。
「聖女の救済」はさらりと読めましたが、「白夜行」はしんどかった。
全体が余りにも暗いのです。いつまでたっても明るい青空が見えてこない。
世評は高いようですが、私の好みではありませんでした。

話は突然飛びますが、私は、マヨネーズが嫌い、梅干しは見るのもイヤ、
納豆は側にあるだけでもダメという超偏食人間です。
従いまして、私の本や音楽などでこれはいい、あれはどうもという寸評は
こうした面を斟酌していただかないといけません。

さて、この「容疑者Xの献身」ですが、本当に久し振りに感動しました。
『隣に越してきた者だと母やらしい女性が挨拶した。娘も横で頭を下げてきた。
 二人を見た時、石神の身体を何かが貫いた。
 何という綺麗な目をした母娘だろうと思った。…
 花岡母娘と出会ってから、石神の生活は一変した。自殺願望は消え去り、
 生きる喜びを得た。…
 彼女たちとどうにかなろうという欲望は全くなかった。
 自分が手を出してはいけないものだと思ってきた。
 それと同時に彼は気がついた。数学も同じなのだ。
 崇高なるものには、関われるだけでも幸せなのだ。』

そんな母娘がおり、このように考える男性がいるということに、
私の心はふるえました。病み上がりの私はただただおろおろしました。

この本は随分前の本だそうです。古本屋漁りをしている私にとっては
ちと時期遅れかもしれませんが、新刊本と同じ気持で接することが出来るのです。
そして、この様な素晴らしい出会いがあるのです。

人は常に変わるものだと思います。
私もこれから偏食を少しずつ少しずつ減らして、
全てものをあるがままに受け入れられるような身分になりたいな~と願っている次第です。
タバコの本数も徐々に減りつつあります。
マイ・リボリューション、はじまったばかりです。
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Hocco21

Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
さあて、お立会い!

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