なんであんなにかわいい子を叱るんだ

名画「麦秋」をつくった映画監督、小津安二郎がいかに子どもを大切に思ったかを、
書かれた文章に接して、思わず我が身を振り返ってみました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG5F5TS4G5FUTIL02Y.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG5F5TS4G5FUTIL02Y

私の子どもの頃を思い出してみると、父にはよく叱られ、とても怖かった。
でも、母に叱られたという記憶がどうもありません。
むしろ父に叱られ、泣いていた僕を影で優しくいたわってくれた記憶は何度もあります。
「家を出て行けー」と何度か怒鳴られ、裏の材木小屋の中で、シクシク泣いていると
「もういいから、うちに入りなさい」と迎えに来てくれたのはいつも母でした。

私が人の親になって、振り返ってみると、
子どもが小さいころ、けっこう叱っていたなーという記憶があります。
今でも覚えているのは、何のことが原因で叱ったのか不明ですが、
ある時、息子をこっぴどく叱った。
息子は涙をぼろぼろ流しながら、
「どうして、今日叱るの? 僕の誕生日なのにー」とうったえたのです。
それを聞いた私は、ハッとし、次の言葉が浮かびませんでした。
今でも、息子の顔を見る時、本当に申し訳なかったなと思い出すことがあります。

ある本に、叱るよりほめなさい、
悪いことをしたらしっかり言ってきかせなさいとあります。
その通りだと思います。
私が父に叱られたことで、何で叱られたはほとんど思い出せない。
でも、ほめられたことは何をしたからほめられたかを思い出すことができます。

こうして、子どもたちが一人前になって初めて、
「なんであんなにかわいい子を叱るんだ」という言葉が身にしみてきます。
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