方言

広島弁を私なりにまとめてみようと思って、今、データを集めいています。
広島弁?、駅弁ではありません、方言のほうです。

実は、私が子ども頃、おやじが広島方言集の小冊子を発行したこと思い出したのです。
方言は国の手形とよく言われますが、近年テレビなどマスコミの影響で、
方言を話す人がほんとに少なくなりました。
日本全国均一の話し言葉なんて、気味が悪い。金太郎飴みたいで嫌なもんです。

それぞれ方言にはそれなりの「いわれ」があるはずです。
それが文化だと思っています。
例えば、よく引き合いに出される、「ほぼろを売る」という言葉があります。
これは、嫁が勝手に里へ帰ることを意味し、
「夫と喧嘩して、ほぼろをうったげな」などのように使われていました。
その「ほぼろ」とは野菜などを入れる竹製の小さな籠のことで、
家事には無くてはならないものものだったのです。
しかし、これを売ると言う事は、もう嫁は家事をする必要が無くなったからであり、
それはつまり別れたからとなるわけです。

この言葉を私は実際に聞いた記憶はありません。
親たちは子どもにこんな話を聞かせるわけがありません。
やがて、「ほぼろ」も使われなくなり、ラジオ・テレビの影響で
この言葉もすたれたのではないでしょうか。

方言は昔、山一つ隔てると違ってきたと言われます。
ネットで検索していろいろ調べていますが、
私の知らない広島弁がえっと(沢山)あります。
広島と呉でもかなり違います。備後になると全くと言っていいほど違います。

井上ひさしの「父と暮らせば」という戯曲がありますが、
その中で、広島市の人が、「ぜっぴ」という言葉を使っています。
この言葉は備後地方で使われ、「ぜったいに」という意味です。
広島の人は絶対に「ぜっぴ」とは言いません。
彼はどなたから方言指導を受けたのかわかりませんが、
作品がすばらしいだけに、この事がとても気になっています。

やはり、本来は柳田国男や宮本常一のように現場に訪れ、
調査するのが一番なのでしょうが、
現在、純粋の広島弁を話される方がどれほどおられるのでしょうか?
もう一つ言い訳させていただくと、
これって、ぶちえらい(すごく辛い)仕事ですよね、
と、かばちたれています(文句、屁理屈を言う)。
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