重さと条件、そして奇跡

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この写真は昔母が助産婦をしていた時に使った秤です。
キログラムと同時に匁(もんめ)の目盛りまであります。
これで生まれてきたばかりの赤ちゃんの体重をはかったのです。
「2015グラム、ちょっと小さいけど2015年だからちょうどいいわね~」
ってな具合にー

さて、今回は重さについての与太話をお聞きください。
ご安心ください、あなたの体重の話は出てまいりません(笑)
元ネタはサイモン・シン「宇宙創成」という本です。
で、重さということで、ニュートンさんの話からしましょう。
「リンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を思いついた」
という噂が出るほど彼の業績については後世に多大な影響を及ぼしました。

その万有引力の法則ですが、
「2つの物体に間に働く力は、それぞれの質量が大きほど強くなり、
物体間の距離の2乗に反比例する」
つまり、リンゴが落ちるのは、リンゴと地球が重力を介して引っ張り合うから。
しかし、リンゴの動きは確認できるが、地球の動きがわからないのは、
リンゴに対して地球の質量は圧倒的に大きいためなのだそうです。
彼の方程式を使えば地球が太陽の周りを回る仕組みも説明できるそうです。

でも、ここでマッタ!と声をかけたのが、あのアインシュタインです。
そう、私たちに難解な、あの「一般相対性理論」で反論を唱えたのです。
彼は、重力の微弱な地球では万有引力の法則で充分説明できるが、
巨大な重力をもつ宇宙では説明出来ないと考えたのです。
その説明として、光は重力によって曲げられ、
時間と空間も重力によって伸縮するという、
まさに異次元の世界を描き出したのです。
信じられますぅ?????

このお話、この本を何度読んでもよく理解できないので
軽くスルーさせてください(⌒-⌒;)
でも、わかったことは、こうした科学の法則というのは、
それぞれその理論にはそれに合ったあった条件があるということです。

ニュートンの万有引力の法則はジェットコースターの設計や
昔で言う大陸間弾道弾(ミサイル)の弾道まで充分に適応されているとのこと。
つまり地球上という条件のもとでは今だに立派に通用するということなのです。
それが大宇宙という条件下では説明できないそうです。

アインシュタインが相対性理論を発表してから今年で100年。
でも、彼の理論だけで説明できない現象は山ほどあります。

例えば、宇宙を占める全元素の重量の割合は
実に水素とヘリウムが99.9%を占めているのだそうです。

では何故、水素がこの様に大きな割合を占めるのか?
そもそも水素はどうして出来たのか?
これらの答はまだ出ていないそうです。

アインシュタインはこう言いました、
「自然は、私たちがライオンにくっついている一匹のシラミのようにしか、
ライオンを見ることはできないのです」

所で、昔のことわざに、「立って半畳寝て一畳」という言葉があります。
一人の人間の行動範囲はたかが知れています。
宇宙から見れば、私たちの極小な世界は本当に限られた条件での空間なのです。
この数知れない宇宙の星の中で、水と緑と燦々ふりそそぐ陽の光の中で、
日々の生活をいとなんでいるわれわれ人類は、
このような恵まれた条件の中でこそかなえられるものではないでしょうか。
こうした条件はある意味、稀有なこと、奇跡ではないでしょうか。
戦前助産婦をしていた母は元気な産声をあげるみどりごを取り上げてきました。
彼女は奇跡の中の奇跡に立ち会ってきたのだと思います。

あのカール・セーガンが
「まったくゼロからアップルパイを作りたければ、まず宇宙を作らなければならない」
と言ったのはまさにこうした意味ではないでしょうか?
私たちは奇跡の一瞬に生きているのだと思います。

「人生には、二つの道しかない。一つは、
奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。」
(アインシュタイン)
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