一文字違いで

『おっどりゃ~、しごうしちゃろうか!』
これは芸州・広島の土着の民が相手を威嚇して発する文句でございます。
これを標準語になおすと、
『おい、おまえ、ええかげんにせんと痛い目にあうぞー』となります。

ちと迫力に欠けますね!
私のような広島育ちのものにとって、この広島弁はでんとした男気があって、
それでいてどことなく品が感ぜられいい言葉だな~と思っています。
なぜ、万葉集の西国の歌の中に入っていないのか不思議でございます(o^。^o)

さて、この言葉はアクセントが大変重要です。
広島に生まれたものの、郷土の良き伝統を充分に受け継いでいない若い方、
また、他府県から来られた方々のために、
正しい発声方法を伝授させていただきます(⌒-⌒;)

まず、「おっどりゃ~」の「おっ」は自制して低く発音し、
「どりゃ~」で一気にクレッシェンドします。
次に、「しごう」では「し」をやや強く、
「しちゃろうか」でさらに大きくクレッシェンドします。
これをマスターすれば真の広島人と言っても過言ではないでしょう。
使う時と場所をわきまえさすればー

で、「しごう」という言葉は、生きた魚の頭を包丁でぽんと落とし、
腹を切り裂いて、ハラワタを出すという一連の調理法にも使います。
したがいまして、冒頭の言葉の意味合いが
如何にすごみがあるか理解していただけると思います。

所で、この「しごう」によく似た言葉で、「てごう」という言葉があります。
「おお~い、大作さんよ、ちょっとてごうしてくれんかの~」
「おお~、日もだいぶ落ちかけよるよの~、
よっしゃ鎌もってくるけー、ちょっと待っとりんさい」

という風に、手助けするという意味です。
「し」と「て」の一文字違いで、血で血を洗う修羅場の世界か、
はたまた、のどかな田園風景の一コマか、と雲泥の差が出てくるのございです。

ご当地は、気候は温暖で、南に海があり、北には山がある。スキーも楽しめる。
山海の珍味に恵まれ、人情味豊か。
ええところでがんす、ひろしまは~
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Hocco21

Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
さあて、お立会い!

この度、「カテゴリー」の欄に
「私のお気に入り」という項目を
作成しました。
御用とお急ぎの方、
この「私のお気に入り」を
クリックてみてください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード