読書感想文

読書感想文を書くということは疲れることですね。
子どもの頃、これが嫌でいやでたまりませんでした。
かなり精力を費やし、タバコの本数も増えてまいります。
でも、今回ちょっとがんばってみます。

お題は伊坂幸太郎の「ガソリン生活」(朝日文庫)です。
例によっていろいろ仕掛けがあります。
まずはこの物語の語り手はは「緑色のデミオ」、
つまりあのマツダのファミリカーなのです。
で、同じ車同士でおしゃべりもしちゃうんです。
隣の家の白のカローラGT、宅配便のトラック、タクシーなどなどから、
いろいろな情報を交換しあってこの本を構成しているのです。

「緑デミオ」はシングルマザーに2男1女といった家族の愛車で、
車の中、近くで話することだけが我々に情報として伝わってくるのです。
そんなある時、ひょんなことからある女優を載せるハメになり、
事態は急展開し始め、あとはええっ!というような事が続きます。

それにしても、10歳の次男坊のこまっしゃくれて、なんとかわいいことか。
カラスを追っかけます近所のおばさん、隣に住む校長先生などが
みな一癖も二癖もあってとても面白い。

この作家の語り口調は相変わらず軽妙で辛辣でよい。
特に変な所にこだわりをもった箇所には思わずにやりとします。
映画の伊丹十三監督や周防正行監督に一脈相通じるもの感じ、
私はとても大好きな作家です。
こだわりのない生活なんて面白くもなんともない。

実は、この本の他にも何冊か読んだ本があるのですがどうも
なかなか気がおきなくて、そのままになっております。
丸谷才一氏が「子どもには読書感想文は書かすな」
とおっしゃったことがわかるようなきがしております。
また、やる気がおきたら書かせていただきます。

あつ、そうそうブックカバーの裏にも短編が書かれており、
また、この本のキャッチコピーも募集しており、
自分の本の帯にオリジナルな帯がつけられるという
特典もあるようです。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4022648066
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Hocco21

Author:Hocco21
手前、生国と発しますは
芸州・ひろしまです。
小さい折から、太田川の
産湯を使い、
長じましては宮島の弥山を
眺めてその日暮らし、
年金生活をおくってます。
さあて、ここに
取りいだしたるは、
本や音楽のお話、
また、映画や写真の話題、
それに、楽しい話に、
くだらねー話と、もり沢山!
御用とお急ぎでない方、
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